今日は、運営管理のR5 第10問について解説します。
工数管理や余力管理に関する以下のa~dの記述と用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 仕事量の全体を表す尺度で、仕事を1人の作業者で遂行するのに要する時間。
b 各工程または個々の作業者における、現在の作業負荷状態と現有作業能力の差。
c 作業習熟や改善活動、設計改良などによって作業時間を減らすこと。
d 作業の実施時期をずらすなどにより生産の負荷平準化を行うこと。
〔解答群〕
ア a:工数 b:作業余裕 c:工数低減
d:工程編成
イ a:工数 b:余力 c:工数低減
d:工数の山積山崩
ウ a:工程能力 b:工程能力指数 c:工程分割
d:工数低減
エ a:標準時間 b:作業余裕 c:工程分割
d:工数の山積山崩
オ a:標準時間 b:余力 c:工数の山積山崩
d:工程編成
解説
工数管理、余力管理に関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。
それでは解答群をみていきましょう。
a:製品を作るために必要な⼈員の負荷や機械の⽣産能⼒である「工数」が入ります。
b:現在の負荷の状態と⾃社で保有している能⼒の差である「余⼒」が入ります。
c:作業習熟や改善活動、設計改良などによって作業時間を減らすこと、とありますので「工数低減」が入ります。
d:山積山崩という単語は初見の方も多いかと思いますが、山積は、工程の負荷を積み重ねていくことで、山崩とは、生産能力に応じた日生産計画を策定することです。
以上から、a:工数 b:余力 c:工数低減 d:工数の山積山崩 が入りますので
正解は選択肢イとなります。
ちなみに、本問ではa、bが分かれば正解に辿り着けますので、見慣れない単語が出ても焦らず、分かる単語から文章に当てはめていくようにしましょう。
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