今日は、運営管理のR1 第12問について解説します。
運営管理 R1 第12問
工場内の運搬に関する施策として、最も適切なものはどれか。
ア 工程間の運搬頻度を考慮してレイアウトを見直した。
イ 工程間の距離情報のみを用いて運搬手段を選択した。
ウ 離れた工程間を時折運搬する手段としてベルトコンベアを採用した。
エ 隣接した工程へ頻繁に物を運搬するためにフォークリフトを導入した。
解説
運搬に関する問題です。
付加価値を生まない工程である運搬工程はいかに短くするかを検討する必要があります。
運搬工程を短くするということは、その分、付加価値を生む加工工程の時間の占める割合を増やし、効率を改善することにつながります。
それでは選択肢をみていきましょう。
選択肢ア:その通りです。運搬頻度が高い工程同士を優先的に近くに配置するなどのレイアウトの見直しは有効だといえます。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢イ:誤りです。運搬手段の検討には、選択肢アで説明した運搬頻度や、運搬する品物の大きさや特性なども考慮する必要があります。
よって、この選択肢は×です。
選択肢ウ:誤りです。ベルトコンベアは近接する工程間、かつ高頻度で運搬するものに採用される手段です。
よって、この選択肢は×です。
選択肢エ:誤りです。フォークリフトは、離れた工程間を時折運搬するものに採用される手段です。
よって、この選択肢は×です。
以上から、正解は選択肢アとなります。
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