今日は、運営管理のH30 第39問(2)について解説します。
(設問 2 )
商品Xと商品Yの相関ルールを評価するとき、商品Xの購買が、どの程度、商品Yの購買を増大させているかを示すリフト値を計算する式を次に示す。
以下の①〜④のうち、式の空欄AとBに入る語句として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
① 全顧客数
② 商品Xを購入した顧客数
③ 商品Yを購入した顧客数
④ 商品XとYを購入した顧客数
〔解答群〕
ア A:① B:②
イ A:① B:④
ウ A:② B:②
エ A:② B:③
オ A:③ B:④
解説
マーケットバスケット分析に関する問題です。
各指標について、まとめシートでは以下の通りまとめています。
マーケット・バスケット分析は、併売分析やショッピング・バスケット分析ともいい、ある商品と一緒に良く売れる商品はどのような商品なのかを見つけるための分析です。併売度の高い商品を分析することで、CMD やセット販売などのISP に活用することができます。マーケット・バスケット分析で使われる指標には、支持度(サポート)、信頼度(コンフィデンス)、リフト値などがあります。
そのうち、本問はリフト値の公式について問われています。
公式がごちゃごちゃになりやすいので、上のまとめシートの図をイメージすると覚えやすいかと思います。
本問に当てはめてみると
リフト値=商品X の購買が商品Yの購買にどれだけ相関しているのかを表しますので
リフト値=Xの信頼度/(Yの購買数/全体の購買数)となります。
よって、A:②商品Xを購入した顧客数 B:③商品Yを購入した顧客数 が入りますので
正解は選択肢エとなります。
設問1の解説はこちら
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