今日は、経済学 R5 第6問について解説します。
経済学 R5 第6問
内閣府の景気動向指数における一致系列の経済指標として、最も適切なものはどれか。
ア 家計消費支出(勤労者世帯、名目)
イ 消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)
ウ 東証株価指数
エ 法人税収入
オ 有効求人倍率(除学卒)
ア 家計消費支出(勤労者世帯、名目)
イ 消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)
ウ 東証株価指数
エ 法人税収入
オ 有効求人倍率(除学卒)
解説
景気動向指数に関する問題です。
まとめシートで以下の通り解説しています。
景気の動向を表す指標には、様々な指標があります。これらのうち、景気に先行して動き、将来の景気の動向を予測するために使われる指標を先行系列、景気とほぼ一致して動き、現在の景気の状況を把握するために使われる指標を一致系列、実際の景況より遅れて動き、過去の景気の状況を確認するために使われる指標を遅行系列といいます。
それでは選択肢をみていきましょう。
ア :誤りです。家計消費支出は遅行系列の経済指標です。
イ :誤りです。消費者物価指数は遅行系列の経済指標です。
ウ :誤りです。東証株価指数は先行系列の経済指標です。
エ :誤りです。法人税収入は遅行系列の経済指標です。
オ :適切です。有効求人倍率は一致系列の経済指標です。
以上から、正解は選択肢オとなります。
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