今日は、経営情報システムのR6第8問について解説します。
以下に示す、ある小売店における販売データ「取引記録」から、販売店別の商品ごとの販売個数を集計した「店舗別商品販売個数」を作成することを考える。
以下のSQL文の空欄①~③に入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
〔解答群〕
ア ①:商品ID ②:1 ③:販売店ID
イ ①:商品ID ②:販売個数 ③:販売店ID
ウ ①:販売店ID ②:1 ③:商品ID
エ ①:販売店ID ②:1 ③:販売店ID
オ ①:販売店ID ②:販売個数 ③:商品ID
解説
SQLに関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。
当設問で問われているSQLのアウトプットとなる、「店舗別商品販売個数」テーブルの列は、商品ID、販売店Aの合計販売個数、販売店Bの合計販売個数からなります。
SQL分に含まれるsumは、括弧の中身を合計する演算子であり、caseは、①が販売店Aの場合は②、それ以外の場合は0という条件分岐を行う演算子です。
よって、①は「販売店ID」であることが分かります。
(①に商品IDを入れた場合、商品IDが販売店Aの場合は②となり、文章が成り立ちません。)
また、sumの括弧の中身は、「各取引における、各商品の、それぞれの販売店での販売個数」となります。
よって、②は「販売個数」であることが分かります。
(「1」とした場合、販売個数ではなく取引数となります。)
最後に、③でグルーピングと昇順への並び替えを行いますが、テーブルの列に販売店IDは含まれないため、「商品ID」となります。
以上から、正解は選択肢オとなります。
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