【過去問解説(財務・会計)】R2 第9問 仕訳(税抜方式)

今日は、財務・会計 R2 第9問について解説します。

 財務・会計 R2 第9問

商品 19,800 円(税込)を仕入れ、代金は現金で支払った。このときの仕訳として、最も適切なものはどれか。なお、消費税率は 10 %とし、仕訳は税抜方式によるものとする。

解説

税抜方式の仕訳に関する問題です。
まとめシートでは、簿記の仕訳の基礎について以下の通り解説しています。

また、税抜方式と税込方式の違いは以下の通りです。

【税抜方式】
課税売上げに係る消費税等の額は仮受消費税等とし、課税仕入れに係る消費税等の額については仮払消費税等とします。
【税込方式】
課税売上げに係る消費税等の額は売上金額、課税仕入れに係る消費税等の額は仕入金額などに含めて計上し、消費税等の納付税額は租税公課として必要経費または損金の額に算入します。

本問は「税抜方式」を指定されておりますので、仕入れに関する消費税の額については仮払消費税の勘定科目を使用し仕訳を行います。

よって、仕訳は以下の通りとなります。

(借)仕 入   18,000  (貸)現 金   19,800
   仮払消費税  1,800

以上から、正解は選択肢アとなります。

 

 

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