【過去問解説(経営情報システム)】R6 第9問 インターネット

今日は、経営情報システムのR6第9問について解説します。

 R6 経営情報システム 第9問

 通信プロトコルに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア DHCPは、ドメイン名とIPアドレスを関連付ける際に用いられる。
イ DNSは、プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換する際に用いられる。
ウ MIMEは、電子メールにおいて、テキストだけではなく、音声、画像、動画などを扱う際に用いられる。
エ NNTPは、タイムサーバの時刻を基にネットワークに接続される機器の時刻を同期させる際に用いられる。
オ SMTPは、Webブラウザが、WebサーバからHTML形式のファイルを受け取る際に用いられる。

解説

インターネットに関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

それでは選択肢をみていきましょう。

選択肢ア:誤りです。
本選択肢はDNSに関する説明です。
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)とは、LAN内でIPアドレスを必要としているコンピュータに⾃動的にIPを割り当てるための仕組みです。
DHCPは、要求があったコンピュータに当該コンピュータのIPアドレス、IPアドレスのネットワーク部の情報であるサブネットマスク、どこを通るかというデフォルトゲートウェイ、DNSサーバのIPアドレスを配布します。

よって、この選択肢は×です。

選択肢イ:誤りです。
本選択肢はNATに関する説明です。
DNS(Domain Name System)は、数字の羅列で⼈間には識別しにくいIPアドレスを⼈間が読み
やすいよう、ドメイン名に変換するシステムのことです。
よって、この選択肢は×です。

選択肢ウ:その通りです。
MIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)といわれる拡張機能により、電子メールで画像やドキュメントなどの添付ファイルの送付が可能となります。

よって、この選択肢は〇です。

選択肢エ:誤りです。
本選択肢はNTPに関する説明です。
NNTP(Network News Transfer Protocol)とは、インターネットなどのIPネットワーク上で、テキスト形式の記事を配信するプロトコルです。

よって、この選択肢は×です。

選択肢オ:誤りです。
本選択肢はHTTPに関する説明です。
SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)とは、メール送信用のプロトコルです。
SMTPは⼿紙を送るための郵便ポストのようなイメージです。

よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢ウとなります。

 

 

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