今日は、運営管理 H26 第16問 について解説します。
作業研究(作業測定と方法研究)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 作業測定では、作業が「工程」、「単位作業」、「単位動作」のいずれかに分割される。
イ 時間測定の計測単位である 1 DM(Decimal Minute)は、0.1 分を表している。
ウ 方法研究では、作業または製造方法を分析し、標準化、統合化によって作業方法または製造工程を設計・改善する。
エ モーションマインドは、作業研究の分析手法を的確に実施・活用するための能力や態度を意味している。
解説
作業研究に関する問題です。
については、まとめシートで以下の通り解説しています。
それでは選択肢をみていきましょう。
選択肢ア:誤りです。作業測定は次の5つに分類されます。小さい順に、動素、動作、要素、単位、工程です。
よって、この選択肢は×です。
選択肢イ:誤りです。デシマルミニッツは、10進法の単位で1DM=1/100分を表します。
よって、この選択肢は×です。
選択肢ウ:その通りです。方法研究とは、製品の価値を⽣む加⼯以外の⼯程、つまりムダを減らすための設計・改善を目的とする研究です。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢エ:誤りです。モーション・マインドとは、動作研究において作業や動作をより効率的に行えるようにする心構えのことを指します。こちらの選択肢は若干判断に迷いますので、一旦パスしても大丈夫です。
よって、この選択肢は×です。
選択肢エはパスしていましたが、「最も適切な」という問題文の指示に従うと、選択肢ウが最適といえそうです。
以上から、正解は選択肢ウとなります。
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