【過去問解説(運営管理)】H30 第32問 セービング法

今日は、運営管理 H30 第32問 について解説します。

 運営管理 H30 第32問

下図は、配送元P、配送先A、Bの各拠点間における 2 種類のトラックの配送方法を表している。矢印は始点から終点へとトラックが走行することを表し、数字は配送距離である。配送元Pから配送先A、Bへと、配送方法(Ⅰ)は 2 運行、配送方法(Ⅱ)は 1 運行で配送した場合を表している。
トラックの最適な配送ルートを選定する方法の 1 つにセービング法がある。セービング法の考え方に基づき、配送方法(Ⅰ)と(Ⅱ)を比較したときの配送距離の節約量(セービング)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
ア 3
イ 6
ウ 10
エ 16
オ 20

解説

セービング法に関する問題です。
セービング法については、まとめシートで以下の通り解説しています。

それでは計算していきましょう。

問題文の図より、ピストン輸送は配送方法(Ⅰ)、ルート輸送走行は配送方法(Ⅱ)です。
配送方法(Ⅰ)の配送距離=7+7+6+6=26
配送方法(Ⅱ)の配送距離=7+3+6=16

セービング値=配送方法(Ⅰ)-配送方法(Ⅱ)=26-16=10

以上から、正解は選択肢ウとなります。

 

 

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