【過去問解説(運営管理)】R4 第1問 管理指標

今日は、運営管理 R4 第1問 について解説します。

 運営管理 R4 第1問 

管理指標に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 検査によって不適合と判断された製品の数を検査によって適合と判断された製品の数で除して、不適合品率を求めた。
イ 産出された品物の量を投入された主原材料の量で除して、歩留りを求めた。
ウ 実績時間を標準時間で除して、作業能率を求めた。
エ 投下した労働量をその結果として得られた生産量で除して、労働生産性を求めた。
オ 副材料、消耗品、エネルギーなどの消費量を工数または製品量で除して、作業密度を求めた。

解説

管理指標に関する問題です。
生産性の指標はOutput(産出量)/Input(投入量)で表すことが出来ます。
「AをBで
除す」という表現はA÷Bのこと、運営管理の指標の問題では頻出ですので、慣れるようにしておきましょう。

それでは選択肢をみていきましょう。

選択肢ア:誤りです。不適合品率とは、検査によって不適合と判断された製品の数「検査した製品の総数」で除して求めます。
よって、この選択肢は×です。

選択肢イ:その通りです。歩留まりの指標について、まとめシートでは以下の通り解説しています。

よって、この選択肢は〇です。

選択肢ウ:誤りです。選択肢の説明は、分子と分母が逆になっています。
よって、この選択肢は×です。

選択肢エ:誤りです。生産性の指標はOutput(産出量)/Input(投入量)ですので、選択肢の説明は、分子と分母が逆になっています。
よって、この選択肢は×です。

選択肢オ:誤りです。作業密度とは、作業者1人の作業量を作業時間で除すことで求められます。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢イとなります。

 

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