【過去問解説(運営管理)】R2 第39問 販売流通情報システム

今日は運営管理のR2第39問について解説します。

R2 運営管理 第39問

GS1事業者コードおよびJANコード(GTIN)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア JANコードには、標準タイプ(13桁)と短縮タイプ(11桁)の2つの種類がある。
イ JANコードは「どの事業者の、どの商品か」を表す、日本国内のみで通用する商品識別番号である。
ウ JANコード標準タイプ(GTIN-13)は、① GS1事業者コード、②商品アイテムコード、③チェックデジットで構成されている。
エ 集合包装用商品コード(GTIN-14)は、JANコード標準タイプ(GTIN-13)の先頭に数字の0~ 9、またはアルファベット小文字のa~zのいずれかのコードを、インジケータとして1桁追加し、集合包装の入数や荷姿などを表現できるようにしたコードである。
オ 商品アイテム数が増えてコードが足りなくなったときは、JANコードの重複が発生したとしても、GS1事業者コードの追加登録申請は認められていない。

解説

バーコード関連の問題です。
それでは早速各選択肢を見ていきましょう。

選択肢アは「短縮タイプ(11桁)」とありますが、短縮タイプは8桁です。よってこの選択肢は×です。

選択肢イは「日本国内のみで通用する」とありますが、そんなことはなくJANコードは国際的にはEANコードと呼ばれ、国際的に通用する商品コードです。よってこの選択肢は×です。

選択肢ウはその通りで、JANコードは9桁のGS1事業者コード、3桁の商品アイテムコード、1桁のチェックデジットで構成されています。

念のため残りの選択肢も見ていきましょう。

選択肢エのインジケーターには、アルファベットは使用することができません。よってこの選択肢は×です。

選択肢オは、「GS1事業者コードの追加登録申請は認められていない」とありますが、そんなことはなく、商品アイテムコードが足りなくなりそうであれば、GS1事業者コードの追加登録申請は可能です。よってこの選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢ウとなります。

 

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