今回の過去問解説はH27年第41問についてです。
H27 運営管理 第41問
品揃えなどで用いられるABC分析に関する記述として、最も適切なものはどれ
か。
ア 2つの数値属性を持つ特徴量の間の関連性を数値で表現する分析方法である。
イ 顧客を購買金額で10等分し、それぞれのグループの特徴などを分析する方法である。
ウ 商品Xと商品Yを購買する顧客は、商品Zも購買するというような関連性を発見する分析方法である。
エ 商品の売上を降順にソートし、その累積比率を利用してグループ分けする分析方法である。
解説
この問題はABC分析とはどのようなものかを知っているかどうかが問われている問題です。
もし知らなかった場合はこの問題で覚えてしまうようにしましょう。
ABC分析とは、縦軸に累計金額、横軸に品目数累計をとり、累計金額もしくは品目数類型の多い順にA品目、B品目、C品目に分類し、それぞれの重要性に応じた管理を行うための方法です。
これを踏まえて選択肢を見ると、該当するのは選択肢エで、正解は選択肢エとなります。
ちなみに選択肢アは2変量分析、選択肢イはデシル分析、選択肢ウはショッピングバスケット分析の説明です。
余裕がある方はこの機会にこれらの用語も覚えると良いでしょう。
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