今回の過去問解説はH26年第29問の店舗陳列の問題についてです。
H26 運営管理 第29問
店舗における商品陳列に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
ア アイランドタイプのショーケース陳列は、どの方向からでも商品を見ることができる。
イ 衣料品の陳列で用いられるボックス陳列は、商品のデザインが見えにくい。
ウ カットケース陳列は、価格の安さを訴求しやすい。
エ ジャンブル陳列は、商品が少なくなると売れ残りのイメージが出やすい。
オ 前進立体陳列は、前出し作業が不要である。
解説
今回は最も不適切な選択肢を当てる問題です。
それでは早速各選択肢を見ていきましょう。
選択肢ア~エは特に問題がなさそうです。
もし、アイランドタイプやボックス陳列などの用語を知らなかった場合も、とりあえずは保留にしながら先を読み進めていきましょう。
選択肢オを見てみると、前進立体陳列は、前出し作業が不要とありますが、前進立体陳列は、前出し作業が必要なため、選択肢オが明らかに×であることがわかります。
ちなみにアイランドタイプのショーケース陳列とは、アイランド(島)という名前の通り、通路の中に置かれて、島のように周りのどこからも商品を触れることができる陳列方法です。
また、ボックス陳列とは、箱状になった陳列器具に、商品を分類しながら陳列する方法です。
ユニクロなどで、箱状の陳列棚にたくさんの服が色・サイズ別に畳んで置いてあるのを見たことがある方も多いと思います。
ボックス陳列は、多くの商品を陳列でき、色やサイズなどで分類しやすいですが、1枚1枚の服が見えにくかったり、整理に時間がかかったりする点がデメリットです。
以上から、正解は選択肢オとなります。
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