【過去問解説(情報)】H24 第2問 ハードウエア

今回は経営情報システムのH24年第2問のハードウエアに関する問題について解説します。

 

H24 情報 第2問

近年、多様なコンピュータが登場しつつあるが、その基本的動作原理は同じである。それを把握しておくことで、新たな技術の理解も早くできる。下記は、コンピュータの構成要素とそれらによってコンピュータの基本機能が実現される過程を記述した文章である。
以下の文中の空欄 A 〜 D に入る言葉の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。
1.データおよび処理命令が主記憶装置に記憶されている。
2.[ A ]の指示で、主記憶装置に記憶されたデータおよび処理命令は、[ B ]に転送される。
3.[ B ]では、処理命令に従ってデータを処理し、[ A ]の指示でその演算結果を転送させて[ C ]に記憶させる。
4.[ C ]に記憶された演算結果は、[ A ]の指示で[ D ]に転送されて出力される。
[解答群]
ア A:演算装置 B:制御装置 C:主記憶装置  D:出力装置
イ A:演算装置 B:制御装置 C:補助記憶装置 D:主記憶装置
ウ A:制御装置 B:演算装置 C:主記憶装置  D:出力装置
エ A:制御装置 B:演算装置 C:補助記憶装置 D:主記憶装置

解説

この問題は、ハードウエアに関する基本的な問題です。

それでは早速各空欄を見ていきましょう。
空欄Aと空欄Bは、最初に選択肢をざっと眺めると、どちらかが演算装置でどちらかが制御装置であることがわかります。
このような場合、空欄AとBはセットで検討した方が考えやすいです。

問題文を見ると、空欄Aは指示をする装置で、空欄Bはデータを処理する装置であることがわかります。
そのため、空欄Aには制御装置が、空欄Bには演算装置が入ります。

空欄Cには、演算結果を記憶する装置ですので、主記憶装置が入ります。

また、空欄Dには演算結果を出力する装置ですので、出力装置が入ります。

以上から正解は選択肢ウとなります。

 

Amazonベストセラー1位獲得

一目でわかる!覚えてしまう!中小企業診断士一発合格まとめシート

好評発売中

 

—–

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


プロフィール

中小企業診断士一次試験テキスト「一目でわかる!覚えてしまう!中小企業診断士一次試験 一発合格まとめシート」著者によるブログです。
「まとめシート」の知識を使った過去問解説や、「まとめシート」に関する情報を発信していきます。

◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ