まとめシート著者の野網です。
ついに本日より、まとめシート2021年度版(前編)の発売が開始されました!
こちらのAmazonのページよりご購入が可能です。
新しいまとめシートもどうぞよろしくお願いします!
さて、それでは今回の記事では、令和2年2次試験の事例Ⅱ解答例を公開していきたいと思います。
今回も実際に80分で解いてみましたが、今年の事例Ⅱは書くボリューム、問題の内容ともに例年から大きな変化はなく、難易度としても例年並みだったのではと感じました。
作った解答としては↓のような形となります。
今晩公開するYouTubeでは、解答例だけではなく、なぜこの解答を作ったのかということを解説する予定です。
ぜひそちらもご覧ください!
【中小企業診断士試験】令和2年度中小企業診断士2次試験(事例Ⅱ)の解答例と解法をご紹介します
動画は11/6 18:00より公開します
解答例
第1問
S
無農薬で高品質のハーブの効率的な栽培技術と島内の工場、Z社との取引実績を有する点。
W
事業をZ社との取引に依存しており、自社ブランド製品の開発・販売経験が少ない点。
O
ヘルスケア市場が拡大基調で、安眠効果があるハーブに複数メーカーの引き合いがある点。
T
Z 社のハーブ取引量が減少し製造中止になる可能性が高く、地域の活力も低下している点。
第2問
健康・長寿に関心のある高齢者をターゲットとするメーカーに幅広い用途の原材料としてのハーブY粉末を伝統と品質、安全性を追求する姿勢を訴求することによって取引を拡大し、Z社との取引依存度を低減させる。
第3問(設問1)
安眠効果のあるハーブを用いた自社ブランドの新製品を既存のヘルスケア市場に投入する新製品開発戦略である。
第3問(設問2)
施策は①ハーブの希少性と効能を伝え②顧客から用途のアイディアを募り③試作品を提供し、試作品への投票や感想の投稿により双方向的な意見交流を行えるようにすることで、顧客の製品へのロイヤリティ向上を図る。
第4問
①ハーブ畑や島内の工場の見学②ハーブを用いた普段の食事や祝いの膳の調理体験③島民との交流を通じ、美しい島や伝統、社長の高品質かつ安全性を追求する姿勢や島への思い入れを伝えることで顧客との関係強化を図る。