こんにちは。まとめシート著者の野網です。
昨日、1次試験の合格発表がありました。
1次試験はマークシート式ですので、大半の方は自己採点で結果がわかっていたと思いますが、ギリギリの点数だった方はちょっとドキドキしたのではないでしょうか。
結果は中小企業診断協会HPにアップされていますが、今年の合格率は42.5%と、かなり高いものでした。
これは、コロナ対応の特別措置として、受験申し込み後にキャンセルができたという点が大きく影響したのではと思います。
受験者数を見ても、申込者数20,169人に対し、1科目でも受けた方が13,622人、欠席した科目がひとつもない方が11,785人となっていて、申込者の中で全科目受験したのは58%で、全科目受験した方の割合は例年よりもかなり低い数字となっていました。
例年ですと、勉強が間に合ってないけど受験料を払ってしまったからとりあえず受けるだけ受けてみようという方がある程度いるのですが、今年はそのような方の一定数が辞退を選択し、比較的自信のある方が多く受験したのではと考えられます。
実際、私がお話しした受験生の方の中にも、勉強が間に合わないかもと思っているところに受験料返還の案内が届いて、「今年は辞めてしまおうかと思った」とおっしゃっていた方が何人かいました。
さらに、それに加えて、試験自体も爆弾科目と呼べるような難易度が非常に高い科目が特段なく、しっかり勉強していた方であれば波乱なく得点できたという点も合格率を高めた大きな要因だったかと思います。
前年に引き続いての高合格率となりましたので、今年の2次試験は一定数の辞退者が出ることを考慮しても、受験者数はかなり増加すると考えられます。
今年は2次試験の受験見送りという選択肢も加わったため、そもそも受験するのかというところから決める必要がありますが、もし受験すると決めたのでしたら後悔がないよう、残りの期間、全力を尽くしていただければと思います。
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