2次試験の問題を解いてみました@事例Ⅰ その2

こんにちは。
まとめシート著者の野網です。
前回の記事に引き続き、今年(H30)の事例Ⅰを解いていきます。

 

前回は

  1. 設問の解釈
  2. 与件文を読む(2回)
  3. 解答メモを作る
  4. 解答を書く

というプロセスのうち、1.設問の解釈について書きましたので、今回は、2.与件文を読む(2回)について書いていきたいと思います。

 

■与件文を読む(1回目)(開始10分~12分)

ここまでやってきた設問文の解釈を踏まえて与件文を読みます。

私は1回目に与件文を読むときは、どの問題に使うかというのは関係なく、重要そう/使えそうに思ったところを黄色のペンでマークしながら読んでいました。

1回目はあまり時間をかけずざっくりと概要の把握を目的に読んでいました。

 

■与件文を読む(2回目)(開始12分~15分)

2回目は、ここで各設問に関連する段落のピックアップを行っていました。

まずは、メモ用紙となる白紙に問題番号を振り、そこに対応する段落をざっくりメモしていきます。
ざっくりなので詳細なメモを作っている段階での変更は多いにありで、こだわり過ぎないように見ていきます。

そして、その隣に問題を解いていく優先順位を書いていきます。

H30年の場合、

■ 第1問:3段落、4段落、5段落、6段落

■ 第2問(1):1段落、7段落

■ 第2問(2):2段落、3段落、4段落、5段落

■ 第3問:8段落

■ 第4問:8段落、9段落、10段落、11段落

を対応付けました。

 

優先順位は以下のように考えました。

第2問(1)、第3問は、関連する段落が少なく、知識ベースでかなり解答が作れそうなのでこの2問を先に解こうと考えました。

残りの問題も1次知識ベースでかなり対応できそうです。

 

まず、第2問(1)は想定した仮説がそのまま使えそうだったのですぐ解けそうと判断し、1番目に片付けようと考えました

 

次に第3問は8段落でどんな組織からどんな組織に変わったかが書いてあるので、それを踏まえたメリデメを考えるor探せばいいので難易度は低いと判断し、第2問(1)の次は2番目として第3問を解くことにしました。

 

次に、残りの3問の順番について検討します。

第5問は、関連する段落は多少多いですが、人的資源管理のレイヤーの問題は比較的対応しやすい問題が多いため、第4問3番目に解くこととしました。

 

第2問(2)とは情報整理系の問題なので比較的解きやすい場合も多いですが、今回はちょっと複雑になりそうなので後に回しました。そのため、第2問(2)は最後、5番目に解くことにしました。

 

そして、残りの第1問4番目となります。

以上から解答の順番は2(1)→3→4→1→2(2)としました。

 

このように、80分という限られた時間で解く場合、私は80分を最大限得点に結び付けられるようにするため、この段階で問題の難易度を座と評価して、解きやすい問題から順番に解いていく、ということをやっていました。

 

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