おはようございます。
まとめシート著者の野網です。
土曜日にご紹介した通り、中小企業診断士1次試験は、予定通り開催されることになりました。
その是非に関する議論は、いろんな考え方の方がいらっしゃると思いますが、ひとまず横に置いておいて、試験対策という観点でこれからどうするかについて少しお伝えしたいと思います。
試験が予定通り開催されると知ったときの反応は恐らく以下の2パターンなのではないでしょうか。
① 開催、延期どちらに転んでも大丈夫なように7月11日、12日に照準を合わせて勉強してきた、予定通りになったので、これまでの計画通り準備を進めよう
② どうせ延期になるだろうと思ってゆっくり勉強してきた・・・ヤバい・・・
当然、①のタイプの方が圧倒的に有利です。①の方は、自分の計画性に自信を持って、予定通りのパフォーマンスが当日発揮できるようこれからも勉強を進めて行きましょう。
②のタイプの方は、あえて言われなくても感じていると思いますが、かなり不利な状況にあります。
ただ、だから今からやっぱり延期を!と叫んでも、開催決定が発表された以上、よほどのことが起こらないと改めて延期という判断はされにくいのではと思います。
そうではなく、もし試験を受験するつもりがあるのでしたら、ここから腹を決めて来月の試験に照準を合わせ、計画を立て直しましょう。
時間が限られている中でぜひ意識していただきたいのは、「優先順位」です。
最優先すべきなのは、みんなが解けるはずの問題を確実に解けるようにするということです。
実際、高得点で合格している人も難しい問題が解けているからというよりは、簡単な問題を確実に解けているから高得点が獲得できています。
こちらに関しては別ブログですが、以下の記事で実際の1次試験の結果を使って解説していますので、ぜひご覧ください。
こちらの記事を読んでいただいてわかる通り、難しい問題は解けなくても、みんなが解ける問題を確実に解ければ、合格の可能性は大いにあります。
時間がない方は、簡単な問題、具体的には
- まとめシートであれば「レベル1」の問題
- TAC過去問集であれば「ABランク」の問題
- 同友館過去問集であれば「ランクA」の問題
に絞って対策をしましょう。
そして、もし簡単な問題が全部解けるようになったらもう少しだけ難しい問題に挑戦するという形にして、時間を有効に使いましょう。
それでは、想定通りだった方も想定外だった方も、試験まであと1か月限られた時間を有効に活用しましょう!
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