今日は、運営管理 R5 第12問について解説します。
品質改善に関する以下の文章において、空欄A~Cに入る品質管理に用いる技法の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
ある職場において不適合品の多発という問題が起きている。問題とその要因の関係を明らかにするために [A] を作成した。その結果から、問題を解決するための手段の候補を明らかにすることで、[ B ]を作成した。実際に、問題解決に向けた対策の実行スケジュールを決めるためにアローダイアグラムを作成し、さらに、想定外の事態などが起きた場合に備えて[ C ]を用いた検討を行った。
〔解答群〕
ア A:親和図 B:系統図 C:PDPC 法
イ A:親和図 B:系統図 C:マトリックス図
ウ A:親和図 B:散布図 C:管理図
エ A:連関図 B:系統図 C:PDPC 法
オ A:連関図 B:散布図 C:マトリックス図
解説
QC7つ道具、新QC7つ道具に関する問題です。
まとめシートで以下の通り解説しています。
それでは選択肢をみていきましょう。
A:原因と結果、⽬的と⼿段などが複雑に絡み合った問題について、その関係を論理的につないでいくことで因果関係を整理し、問題を解明するための⽅法である「連関図」が入ります。
B:⽬的と⼿段を多段階に系統付けて展開することで対策を整理する⽅法である「系統図」が入ります。
C:事前に考えら
れる様々な結果を予測して、問題が⽣じた場合の対応を事前に決めておき、いざ問題が発⽣した場合、それに従って対策をすることで、プロジェクトを円滑に進めていくためのものである「PDPC法」が入ります。
以上から、正解は選択肢エとなります。
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