今日は、運営管理のR5(再試)第27問について解説します。
食品スーパーの売場づくりに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ただし、いずれの記述でも売場の什器は、横幅が 90 cm で最上段の棚の高さが
170 cm の常温のゴンドラであることとする。
ア 3 本以上横に並んだゴンドラをまたがって同じ商品カテゴリーをホリゾンタル
陳列すると、商品を選びやすい売場になる。
イ 前進立体陳列をすると、棚のボリューム感を演出することができる。
ウ 陳列するすべての商品のフェイス数を均等に配分するよりも、過去の販売数量
が少ない商品に多くのフェイス数を配分する方が、売場における欠品のリスクが
小さくなる。
エ 販売力が最も高いと考えられるのは最上段の棚である。
オ ブレークアップラインを売場内に作ると、商品の安さを演出することができ
る。
解説
商品陳列に関する問題です。それでは各選択肢を見ていきましょう。
選択肢ア:説明内容はバーティカル(縦陳列)の説明になります。
よって、この選択肢は×です。
選択肢イ:前進立体陳列は前出し作業が必要ですが、棚や商品のボリューム感が出せます。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢ウ:過去の販売数量が多い商品に多いフェイス数を配分する方が、売り場における欠品のリスクが少なくなります。
よって、この選択肢は×です。
選択肢エ:販売力が最も高いのは商品を手に取りやすいゴールデンゾーン(60~160㎝くらい)になります。
よって、この選択肢は×です。
選択肢オ:商品の安さを演出することができるのはジャンブル陳列です。ブレークアップラインは、段違い陳列といい陳列の単調さをなくすために用いられます。
よって、この選択肢は×です。
以上から、正解は選択肢イとなります。
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