今日は、運営管理のR4 第27問について解説します。
最寄品を取り扱う小売店の販売計画や計数管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア カテゴリーマネジメントでは、店員の作業計画に基づき商品カテゴリー単位で販売計画を立案する。
イ 損益分岐点売上高を計算する際、変動費には売上原価は含まれない。
ウ 販売計画は年間で立案するものであり、月別や週別に細分化して立案する必要はない。
エ 販売計画立案時には、祝日のイベントや地域行事などの影響を考慮することが重要である。
オ 販売計画立案時の売上予測では、市場動向は考慮せず自店舗の過去の販売データのみを用いることが重要である。
解説
販売計画に関する問題です。
販売計画については、まとめシートで以下の通り解説しています。
それでは選択肢をみていきましょう。
選択肢ア:誤りです。カテゴリー単位で販売計画を立案し、その後店員の作業計画を立てる流れが正しいとみられます。
よって、この選択肢は×です。
選択肢イ:誤りです。一般的に、損益分岐点分析を行う際は、変動費に売上原価を含みます。
よって、この選択肢は×です。
選択肢ウ:誤りです。販売計画は月別や週別に細分化して適切に立案することで、商品回転率を高めることができます。
よって、この選択肢は×です。
選択肢エ:誤りです。/その通りです。イベントや地域行事などは、売れ筋・死に筋商品の管理や価格以外で売上に影響する要因であるコーザルデータと呼ばれ、販売計画立案に有用です。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢オ:誤りです。販売計画立案時の売上予測では、市場動向も考慮する必要があります。
よって、この選択肢は×です。
以上から、正解は選択肢エとなります。
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