【過去問解説(運営管理)】R3 第14問 流動数分析

今日は運営管理のR3 第14問について解説します。

R3 運営管理 第14問

流動数分析に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a 流動数図表では、横軸は累積量である。
b 流動数図表では、縦軸は経過時間である。
c 累積流入量は常に累積流出量以上である。
d 流動数分析は見込生産と受注生産のいずれでも使える。

〔解答群〕
ア a:正  b:正  c:誤  d:誤
イ a:正  b:誤  c:正  d:誤
ウ a:誤  b:正  c:誤  d:正
エ a:誤  b:誤  c:正  d:正
オ a:誤  b:誤  c:正  d:誤

解説

流動数分析に関する問題です。
まとめシートでは以下の通り解説しております。

流動数分析とは、縦軸に累積数、横軸に日付をとり、累積受入数・累積払出数をそれぞれ折れ線グラフで示したものを用いて分析します。

それでは解説を踏まえて選択肢をみていきましょう。

a:上図の通り、横軸は日付(経過時間)です。
よって、この説明は誤です。

b:上図の通り、縦軸は累積数(量)です。
よって、この説明は誤です。

c:その通りです。累積流入量は常に累積流出量以上であり、2 つの折れ線グラフの開き具合によって、作業の進捗度合いを把握し管理に活用します。
よって、この説明は正です。

d:その通りで、見込生産と受注生産のいずれでも使えます。
なお、縦方向のグラフの開きは見込生産の場合は製品在庫量を、受注生産の場合は受注残を表します。また、横方向のグラフの開きは見込生産の場合は製品在庫期間を、受注生産の場合は平均納期を表します。
よって、この説明は正です。

以上から、a:誤  b:誤  c:正  d:正となり

正解は選択肢エとなります。

 

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