【過去問解説(運営管理)】R2 第8問 その他の生産管理方式

今日は運営管理のR2第8問について解説します。

R2 運営管理 第8問

製番管理方式の特徴に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a 製品の組み立てを開始する時点で、すべての部品に製造番号を割り当てる。
b ロット生産の工場でも利用可能であり、特にロットサイズが大きい場合に適している。
c この方式を用いると、部品が1点でも遅延すると組み立てが開始できない。
d 品質保証を行う上で必要な情報のトレースが容易にできる。
〔解答群〕
ア aとb
イ aとc
ウ bとc
エ bとd
オ cとd

解説

製番管理方式に関する問題です。
それでは早速各記述を見ていきましょう。

記述aは、「製品の組み立てを開始する時点」とありますが、製番管理方式の場合、組み立てに入る前の製造支持を出す段階で番号を割り当てます。よってこの選択肢は×です。

記述bは、「特にロットサイズが大きい場合に適している」とありますが、製番管理方式はどちらかというと個別受注生産向けの方法です。よってこの選択肢は×です。

記述cはその通りで、製番管理方式の場合、部品が1点でも遅延すると組立を行うことができません。

記述dもその通りで、製番管理方式は製番ごとに管理を行うのでトレースも容易に行うことができます。

以上から○はcとdで、正解は選択肢オとなります。

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