今日は運営管理のR2第40問について解説します。
バーコードが普及し、その利便性が世界的に認識される一方で、商品コード以外にも表示文字やその種類を増やすことで、Webと連動した商品情報提供の実現などのニーズに対応するため、従来の1次元シンボルのJANコードに加えて2次元シンボルのGS1 QRコードが利用されている。
GS1 QRコードに関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a GS1のデータキャリア標準として認められている2次元シンボルは、GS1 QRコードのみである。
b 1つのシンボルで比較すればGS1 QRコードの方がJANコードより情報量は大きいが、JANコードを複数表示することが可能であれば、GS1 QRコードと同様に商品情報サイトへの誘導も可能である。
c GS1 QRコードを活用すれば、同じブランドや同じメーカーのキャンペーンであっても、消費者を商品個別のサイトに誘導することが可能である。
〔解答群〕
ア a:正 b:正 c:正
イ a:正 b:正 c:誤
ウ a:正 b:誤 c:誤
エ a:誤 b:正 c:正
オ a:誤 b:誤 c:正
解説
GS1 QRコードに関する問題です。
それでは早速各項目について見ていきましょう。
aは、GS1のデータキャリア標準として認められている2次元シンボルは、「GS1 QRコード」以外にも「GS1データマトリックス」があります。
よって、この選択肢は×です。
bは、「GS1 QRコードと同様に商品情報サイトへの誘導も可能」とありますが、JANコードはPOSレジ等で事業者名や商品名等を読み取るためのコードであり、商品情報サイトへの誘導を行うことはできません。
よって、この選択肢は×です。
cは、GS1 QRコードを利用することで、同じブランドや同じメーカーのキャンペーンであっても、商品個別のサイトに誘導することができます。
よって、この選択肢は〇です。
以上から正解は選択肢オとなります。
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