【過去問解説(運営管理)】R1 第8問 需要予測

今日は、運営管理のR1 第8問について解説します。

 運営管理 R1 第8問

需要予測に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 過去の観測値から将来の需要量を予測するために移動平均法を利用した。
イ 過去の観測値ほど重みを指数的に増加させるために指数平滑法を利用した。
ウ 工場の新設に当たっての設備能力を決定するために短期予測を利用した。
エ 次週の生産計画を立案するために長期予測を利用した。

解説

需要予測に関する問題です。
需要予測の各方法について、まとめシートでは以下の通りまとめています。

それでは選択肢をみていきましょう。

選択肢ア:その通りです。移動平均法とは、あらかじめ決められた一定期間の平均値を求める方法です。例えば、当月の需要量を予測するために3 か月分の生産量の移動平均を取る場合は、直近3か月間分の生産量の平均をとり、それを当月分の需要予測量とします。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢イ:誤りです。指数平滑法では、「現在に近い」観測値ほど重みを指数的に増加させる方法をとります。
よって、この選択肢は×です。

選択肢ウ:誤りです。工場の新設に伴う設備能力の試算には長期予測を利用する方が適当です。
よって、この選択肢は×です。

選択肢エ:誤りです。次週の生産計画には短期予測を利用する方が適当です。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢アとなります。

 

 

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