今日は運営管理のH30 第13問について解説します。
資材の発注に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア MRP では、発注量と発注時期を生産計画と独立に決定できる。
イ 定期発注方式における発注量は、(発注間隔+調達期間)中の需要推定量-発注残-手持在庫量-安全在庫量で求められる。
ウ 発注間隔を長くすることにより、きめの細かい在庫管理ができ在庫量が減少する。
エ 発注点は、調達期間中の払出量の大きさと不確実性を考慮して決定される。
解説
在庫管理に関する問題です。
それでは選択肢をみていきましょう。
選択肢ア:MRP(=Material Requirement Planning)とは資材所要計画のことで、資材の発注時期や量は生産計画を基に検討されるため独立させることはできません。
よって、この選択肢は×です。
選択肢イ:まとめシートでは、定期発注方式の発注量を以下のようにまとめています。
こちらに当てはめると、選択肢の式では安全在庫がマイナスとなっていますが、正しくはプラスとなります。
全在庫とは、需要変動や補充期間の不確実性を吸収するために必要な在庫で、手元に残しておくことが基本であるためプラスになると考えることもできます。
よって、この選択肢は×です。
選択肢ウ:発注間隔を長くすることで、需要変動による在庫切れのリスクや納期遅れなどの不確実性が高まるため、安全在庫を多くしたり、それによる在庫過剰になるなどきめ細かい管理は難しくなります。
きめ細かい在庫管理のためには発注間隔を短くすることが望ましいといえます。
よって、この選択肢は×です。
選択肢エ:その通りです。まとめシートでは、発注点について以下のようにまとめています。
こちらに当てはめると選択肢の説明で問題なさそうです。
よって、この選択肢は〇です。
以上から、正解は選択肢エとなります。
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