【過去問解説(運営管理)】H29 第23問 都市計画法

今日は、運営管理 H29 第23問について解説します。

 運営管理 H29 第23問

都市計画法に関する次の文中の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

都市計画区域は、自然的、社会的条件や人口、土地利用、交通量などの現況および推移を勘案して、一体の都市として総合的に整備、開発および保全する必要がある区域であり、[ A ]が指定するものである。都市計画区域において、無秩序な市街化を防止し計画的な市街化を図るために市街化区域と市街化調整区域との区分を定めることを[ B ]という。
[C ]とは都市計画法により、都市の環境保全や利便性の向上を目的として、ある地域における建物の用途に一定の制限を行う地域のことである。例えば、床面積が1万 m2 を超える店舗の出店が可能な地域は、原則として近隣商業地域、商業地域、[ D ]の 地域である。

[解答群]
ア A:市町村  B:区域区分 C:用途制限地域 D:準工業地域
イ A:市町村  B:区分設定 C:用途地域   D:工業地域
ウ A:都道府県 B:区域区分 C:用途制限地域 D:準工業地域
エ A:都道府県 B:区域区分 C:用途地域   D:準工業地域
オ A:都道府県 B:区分設定 C:用途制限地域 D:工業地域

解説

都市計画法に関する問題です。
まとめシートで以下の通り解説しています。

それでは選択肢をみていきましょう。

:都市計画法では「都道府県」が区分を決定します。

:都市計画区域は必要に応じて市街化区域と市街化調整区域に「区域区分」を行います。

:建物の用途に一定の制限を行う地域のことを「用途地域」とします。

:店舗の建設に関して制約がなく、10,000m2超の大型施設も建てることができるのは、近隣商業地域、商業地域、「準工業地域」の3 つです。

以上から、正しい組み合わせは A:都道府県 B:区域区分 C:用途地域  D:準工業地域 ですので
正解は選択肢エとなります。

 

 

◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ

2023年度版 一発合格まとめシート
好評発売中!

関連教材で学習効率アップ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


プロフィール

中小企業診断士一次試験テキスト「一目でわかる!覚えてしまう!中小企業診断士一次試験 一発合格まとめシート」著者によるブログです。
「まとめシート」の知識を使った過去問解説や、「まとめシート」に関する情報を発信していきます。

◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ