今日は、運営管理 H26 第13問 について解説します。
TQM(総合的品質管理)の活動要素は、次の 3 つに大別される。
① 新製品開発管理・プロセス保証
② 方針管理・小集団改善活動・品質管理教育
③ 標準化・日常管理
TQM の手法と関連性の強い活動要素の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
ア QC 七つ道具 ― ③ 標準化・日常管理
イ 改善の手順 ― ② 方針管理・小集団改善活動・品質管理教育
ウ 品質機能展開 ― ② 方針管理・小集団改善活動・品質管理教育
エ プロセスフローチャート ― ① 新製品開発管理・プロセス保証
解説
TQM(総合的品質管理)に関する問題です。
TQM(総合的品質管理)については、まとめシートで以下の通り解説しています。
それでは選択肢をみていきましょう。
選択肢ア:誤りです。QC7 つ道具とは、品質管理において、不良原因の分析や除去を⽬的に使われている代表的な⼿法のことです。よって、②の方針管理・小集団改善活動・品質管理教育と関連性の強い活動要素に分類されます。
よって、この選択肢は×です。
選択肢イ:その通りです。生産管理における改善活動とは、現場の業務や作業を改善し、生産性や品質の向上などを目指す一連の活動のことです。よって、②の方針管理・小集団改善活動・品質管理教育と関連性の強い活動要素に分類されます。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢ウ:誤りです。品質機能展開とは、例えば、製品にどのような機能を付けるかを決めて機能系統図などに落とし込む機能設計などが挙げられます。よって、① 新製品開発管理・プロセス保証と関連性の強い活動要素に分類されます。
よって、この選択肢は×です。
選択肢エ:誤りです。生産などのプロセスの流れを視覚的に分かるようにまとめ、対応方法を決めるものです。よって、③ 標準化・日常管理と関連性の強い活動要素に分類されます。
よって、この選択肢は×です。
以上から、正解は選択肢イとなります。
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