【過去問解説(運営管理)】H26 第12問 在庫管理・購買管理

今日は運営管理のH26年第12問の在庫管理・購買管理の問題について解説します。

 

H26 運営管理 第12問
材料、部品などを常備品として管理するための要件として、最も適切なものはどれか。
ア 継続的に消費され共通的に使用される。
イ 単価が高く在庫費用の負担が重い。
ウ 長期間保存した場合に品質が劣化する。
エ 調達期間が短く消費が少ない。

解説

常備品管理方式に関する問題です。
常備品管理方式とは、まとめシートでも解説していますが、部品を一定量在庫として確保しておく部品管理方式で、調達リードタイムが長い部品や、安価で継続的に使う部品の管理に向いている方式のことでしたね。
常備品管理方式により、部品の管理が簡素化されますので、管理コストを軽減することができます。

これを踏まえて各選択肢を見ていきましょう。

選択肢アは、その通りで、継続的に消費されるような材料、部品は常備品として管理するのに適しています。

念のため、残りの選択肢も見ていきましょう。

選択肢イは、在庫費用の負担が重い材料、部品は常備品で常に持っておくと在庫費用が余分にかかってしまいますので×です。

選択肢ウについても、長期間の保存で品質が劣化するような材料、部品は常備品ではなく、必要となった都度発注する方が適しています。
よってこの選択肢は×です。

選択肢エは、調達期間が短ければ、別に常備しなくても必要となった時に発注すればOKです。さらに、消費が少なければなおさら、常備しておく必要はありません。
よってこの選択肢は×です。

以上から正解は選択肢アとなります。

 

 

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