今回の過去問解説はH27年第7問についてです。
H27 運営管理 第7問
コンカレントエンジニアリングに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 企業の目標の達成を阻害する制約条件を発見し、それに対処するためのシステムの改善を図った。
イ 資材供給から生産、流通、販売に至る物またはサービスの供給連鎖をネットワークで統合化し、情報を共有することによって経営業務全体のスピードおよび効率を高めた。
ウ 製品の企画段階から設計、生産、販売までの過程を統合化し、リードタイムの短縮を実現した。
エ 製品のライフサイクルの中で使用される製品に関する種々のデータを互いに関連付けて、一元的な管理を行った。
解説
この問題では、コンカレントエンジニアリングという用語の意味が問われています。
用語を知っていれば一発で解ける問題です。
ちなみに、コンカレントエンジニアリングとは、設計・製造・販売の統合化、同時進行化することで、生産リードタイムの短縮や製造コストの削減を図る生産・開発手法のことです。
それではこれを踏まえて、各選択肢を見てみると、選択肢ウが上記のコンカレントエンジニアリングの説明に該当します。
このように、意味を知っていれば、一発で解ける問題も出題される場合がありますので、このような問題は確実に取れるようにしておきましょう。
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