【過去問解説(財務・会計)】R5(再試)第4問 のれん

今日は、財務・会計R5(再試)第4問について解説します。

 財務・会計 R5(再試)

 A社は、B社株式の 100 % を 315 百万円で取得し、支配を獲得した。取得時におけるA社およびB社の貸借対照表は以下のとおりである。なお、B社の土地の簿価は 100 百万円であるが、時価は 200 百万円である。B社のその他の諸資産および諸負債の簿価は、時価と一致している。
 取得時におけるのれんの金額として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、税効果は考慮しないものとする。

〔解答群〕
ア のれん:15 百万円
イ のれん:55 百万円
ウ のれん:115 百万円
エ のれん:215 百万円

解説

のれんに関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

それでは問題をみていきましょう。

買収先のB社の資産のうち、土地は時価が200百万円とされてます。
したがって、以下のとおり計算されます。
B社の資産(時価):300百万円+200百万円=500百万円
B社の純資産:500百万円-諸負債200百万円=300百万円
のれん:315百万円-300百万円=15百万円

以上から、正解は選択肢アとなります。

 

 

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