今回は財務・会計のCF計算書についてです。
CF計算書に関する問題は、2次試験でもたまに出題されますが、覚えてさえいれば対応できるため2次試験で出題された場合は確実に取りたい論点です。
1次試験対策としても頻出の論点ですので、1次対策としてしっかり覚えて2次に備えておくと良いでしょう。
H29 財務・会計 第13問
キャッシュ・フロー計算書における営業活動によるキャッシュ・フローの区分(間接法)で増加要因として表示されるものはどれか。最も適切なものを選べ。
ア 売上債権の増加
イ 貸倒引当金の増加
ウ 短期借入金の増加
エ 有形固定資産の売却
間接法によるCF計算書の作り方は+-と項目をしっかり覚えておく必要があります。
キャッシュ・フロー計算書における営業活動によるCFは下記のように計算します。
ここから、選択肢イの貸倒引当金の増加がCFの増加要因であることがわかります。
よって正解はイとなります。
CF計算書作成の問題は、きちんと手順を覚えれば確実に得点できる問題ですので、作成までの流れを確実に身につけるようにしておきましょう。
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