今日は経済学のR2第7問について解説します。
R2 経済学 第7問
トービンのqに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 企業の株価総額と現存の資本の買い替え費用の総額が等しいとき、企業は新規の投資を増やす。
イ 企業の市場価値が資本の再取得価格を下回るとき、企業は新規の投資を実行する。
ウ 企業の市場価値と投資費用が等しいとき、企業は新規の投資を増やす。
エ 資本投資の予想収益が投資費用よりも大きいとき、企業は新規の投資を実行する。
解説
トービンのqに関する問題です。
トービンのqは、
q=企業の市場価値/既存の資本ストックを買い換える費用の総額
で表すことができ、q>1なら投資し、q<1なら資本を売るというものでした。
これを踏まえて各選択肢を見ると、選択肢エの記述が上記に該当します。
以上から、正解は選択肢エとなります。
◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
2次試験もまとめシートで
Kindle版/PDF版 好評発売中!