今日は、経済学・経済政策 R5 第8問 について解説します。
下図は、IS 曲線と LM 曲線を描いている。この図に基づいて、下記の設問に答えよ。
(設問 1 )
IS 曲線に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 貨幣需要の利子感応度が大きいほど、IS 曲線の傾きはより緩やかになる。
イ 限界消費性向が大きいほど、IS 曲線の傾きはより緩やかになる。
ウ 政府支出の増加は、IS 曲線を左方にシフトさせる。
エ 投資の利子感応度が小さいほど、IS 曲線の傾きはより緩やかになる。
オ 独立消費の減少は、IS 曲線を右方にシフトさせる。
(設問 2 )
LM 曲線に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 貨幣需要の所得感応度が大きいほど、LM 曲線の傾きはより緩やかになる。
イ 貨幣需要の利子感応度が大きいほど、LM 曲線の傾きはより緩やかになる。
ウ 資産効果に伴う貨幣需要の増加は、LM 曲線を右方にシフトさせる。
エ 投資の利子感応度が大きいほど、LM 曲線の傾きはより緩やかになる。
オ 名目貨幣供給の増加は、LM 曲線を左方にシフトさせる。
解説
IS−LM分析 に関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。
基本的な知識を思い出した上で、選択肢をみていきましょう。
(設問1)
選択肢ア:誤りです。
よって、この選択肢は×です。
選択肢イ:その通りです。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢ウ:誤りです。
よって、この選択肢は×です。
選択肢エ:その通りです。
よって、この選択肢は×です。
以上から、正解は選択肢イとなります。
(設問2)
選択肢ア:誤りです。
よって、この選択肢は×です。
選択肢イ:その通りです。
よって、この選択肢は×です。
選択肢ウ:誤りです。
よって、この選択肢は×です。
選択肢エ:その通りです。
よって、この選択肢は〇です
以上から、正解は選択肢イとなります。
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2件のフィードバック
〇が選択肢エについていますが、ご確認いただけますでしょうか。
藤田様
コメント頂き、ありがとうございます。
ご指摘の通り、正しい選択肢はイであり、ブログ内容が誤っていました。
修正しましたので、ご確認下さい。