【過去問解説(経営法務)】R6 第6問 定款

今日は、経営法務のR6第6問について解説します。

R6 経営法務 第6問

定款の記載事項は、絶対的記載事項(定款に必ず記載または記録しなければならない事項であって、これを記載または記録しないときには定款自体が無効となるもの)、相対的記載事項(定款で定めないとその事項の効力が認められないもの)、任意的記載事項(定款に記載せずに他の方法で定めても有効であるにもかかわらず、会社の意思で定款に記載する事項)に分類される。
次の事項のうち、株式会社の定款における絶対的記載事項ではないものの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a 本店の所在地
b 設立に際して出資される財産の価額またはその最低額
c 発起人の氏名または名称および住所
d 取締役の員数
e 定時株主総会の招集時期

ア aとc
イ bとd
ウ bとe
エ dとe

解説

定款の記載事項に関する問題です。
定款の絶対的記載事項は以下の 6 つです。
1) ⽬的(会社の事業目的)
2) 商号
3) 本店の所在地
4) 設⽴に際して出資される財産の価額またはその最低額
5) 発起⼈の⽒名または名称および住所
6) 発⾏可能株式総数

a~eの各項目をみてみましょう。
a~cは絶対的記載事項、dとeは任意的記載事項です。

以上から、正解は選択肢エとなります。

 

 

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