今日は、経営情報システムのR5(再試)第10問について解説します。
コンピュータの意思決定や知識処理への利用に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a ビジネスインテリジェンス(BI)とは、知識をルールによって表現し、入力された知識を用いてコンピュータが専門家のように推論するシステムのことである。
b データマイニングとは、大量のデータを分析して、これまで知られていなかった規則性や傾向など、何らかの知見を得ることをいう。
c 機械学習のうち、多数の層からなるニューラルネットワークを用いるものを深層学習という。
d 教師あり学習は、一定の環境の中で試行錯誤を行い、個々の行動に対して得点や報酬を与えることによって、ゴールの達成に向けた行動の仕方を獲得する機械学習の学習法の1 つである。
〔解答群〕
ア a:正 b:正 c:正 d:誤
イ a:正 b:誤 c:誤 d:誤
ウ a:誤 b:正 c:正 d:正
エ a:誤 b:正 c:正 d:誤
オ a:誤 b:誤 c:正 d:正
解説
IT関連用語に関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。
それではそれぞれの問題文をみていきましょう。
a:ビジネスインテリジェンス(BI)とは、企業が保有するデータを収集・分析・可視化して、経営や業務の改善に役立てる手法や概念です。問題文はエキスパートシステムに関する説明ですので誤りです。
よって、問題文は「誤」となります。
b:正しい記述です。データマイニングとは、大容量のデータを解析することで、隠された法則や関係性を探すことを表す言葉です。
よって、問題文は「正」となります。
c:正しい記述です。深層学習とは、機械学習の手法の1つであり、ニューラルネットワークにより学習します。
よって、問題文は「正」となります。
d:教師あり学習とは、コンピューターに正解データ(教師データ)を与えて学習させる手法です。問題文は強化学習に関する説明ですので誤りです。
よって、問題文は「誤」となります。
以上から、正解は選択肢エとなります。
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