【過去問解説(経営情報システム)】R4 第21問 情報システムの評価

今日は、経営情報システムの R4 第21問について解説します。

経営情報システム  R4  第21問

情報システムの信頼性や性能を正しく評価することは重要である。情報システムの評価に関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。

a 可用性とは、高い稼働率を維持できることを意味し、ターンアラウンドタイムで測定する。

b 完全性とは、データが矛盾を起こさずに一貫性を保っていることを意味する。

c スループットとは、単位時間当たりに処理できる処理件数を意味する。

d レスポンスタイムとは、システムに処理要求を送ってから結果の出力が終了するまでの時間を意味する。

e RASISとは、可用性・完全性・機密性の3つを指している。

〔解答群〕
ア aとd
イ aとe
ウ bとc
エ bとd
オ cとe

解説

情報システムの評価に関する問題です。
情報システムの評価については、まとめシートで以下の通り解説しています。

それでは選択肢をみていきましょう。

選択肢a:誤りです。可用性は稼働率で測定します。ターンアラウンドタイムは処理時間を表すものです。
よって、この選択肢は×です。

選択肢b:その通りです。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢c:その通りです。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢d:誤りです。本選択肢はターンアラウンドタイムの説明です。レスポンスタイムはコンピュータ処理の時間のみを指します。
よって、この選択肢は×です。

選択肢e:誤りです。本選択肢は情報セキュリティの3要素CIAの説明です。RASISは下記の5つを表しています。
・R 信頼性(Reliability)
・A 可用性(Availability)
・S 保守性(Serviceability)
・I 完全性(Integrity)
・S 安全性(Security)
よって、この選択肢は×です。

以上から、選択肢b、cが正しいため、正解は選択肢ウとなります。

 

 

◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ

2次試験対策もまとめシートで!

2023年度合格目標
\夏から勉強スタート応援キャンペーン開催中!/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


プロフィール

中小企業診断士一次試験テキスト「一目でわかる!覚えてしまう!中小企業診断士一次試験 一発合格まとめシート」著者によるブログです。
「まとめシート」の知識を使った過去問解説や、「まとめシート」に関する情報を発信していきます。

◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ