【過去問解説(情報)】H30 第8問 データベースの正規化

今日は、情報のH30 第8問 について解説します。

情報 H30 第8問
ある中小企業では、売上記録のリレーショナルデータベース化を検討している。
次の表を第3正規形まで正規化を行った場合、いくつの表に分割されるか。最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
ア  3
イ  4
ウ  5
エ  6

解説

データベースの正規化に関する問題です。
正規化の流れについて、まとめシートでは以下の通りまとめています。

それでは表をみていきましょう。

第3正規化とは、主キー以外の項目に従属する分類で、計算で求められる項目は削除する形です。
主キー以外の項目は、「番号」「ID」「コード」などに注目すると良いでしょう。

また、本問での主キーは「受注番号」です。
主キーとは、重複したデータがなく、かつ空欄のない列です。

以上を勘案すると、主キー以外の項目に従属する分類は「得意先コード」と「商品コード」となります。
よって、表は以下の3つに分割されます。
①主キーを元にした「受注リスト」
②得意先コードを元にした「得意先リスト」
③商品コードを元にした「商品リスト」

以上から、正解は選択肢アとなります。

 

 

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