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2022年第一回目の本日は情報システムのH28第11問について解説します。
インターネットを利用するために光ケーブルあるいは CATV 等の WAN 側の回線を選択すると、その回線を LAN に接続する ONU やモデムが設置される。ONUやモデムに無線 LAN 機能が付いていない場合に、無線 LAN 環境を利用して複数の PC や LAN 対応機器を接続したい場合には、無線 LAN ルータを設置・運用する。
この無線 LAN ルータの利用に関する以下の文章の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
設置された ONU やモデムに LAN 接続端子が装備されているので、ここから無線 LAN ルータの WAN 側の接続端子に、LAN ケーブルによって接続する。無線 LAN ルータに [A] の機能が付いている場合は LAN 接続端子が複数あるので、その数の PC や LAN 対応機器を接続できる。さらに多くの機器を利用したい場合は[A] を多段に接続し、使用可能台数を増やすことができ
る。
無線の到達距離を伸ばしたい場合は、複数の無線 LAN ルータを設置する。2台目以降の無線 LAN ルータはルータモードではなく [B] モードで使用するのが一般的である。
無線 LAN 環境を利用する場合は無線 LAN ルータにおいて、SSID の名称設定、[C] 等の無線 LAN 接続の認証方法と暗号化方式の選択、および暗号化キーの設定を行い、近隣に設置された機器が利用している周波数と重ならないように[D] の変更を行う。
解答群
ア A:DSU B:WiFi C:TKIP-AES D:バンド
イ A:スイッチングハブ B:WiFi C:WPS-PSK D:ホッピング
ウ A:スイッチングハブ B:ブリッジ C:WPA-AES D:チャネル
エ A:リピータハブ B:スイッチ C:WPA-WEP D:バンド
解説
無線LANに関する問題です。
今回のように複数の用語の組み合わせですと消去法から選択肢が絞りやすいので、是非正解したいです。
それでは問題を確認していきましょう。
A:接続端子が複数、とありますので、スイッチングハブです。リピーターハブはデータを識別せずに全ポートに流します。
B:無線LANのモードについては、2台目以降はデータを識別し必要なデータだけを流すブリッジモードを使用します。
ここまでで選択肢ウと確定できますが、念のため他の選択肢も見ていきましょう。
C:無線LANの暗号化方式についてですが、現在はWPA方式が主流となっています。
D:最後に周波数の設定について、無線LAN同士で接続を行う機器の設定はチャネルを変更します。
以上より、A:スイッチングハブ B:ブリッジ C:WPA-AES D:チャネル、ですので正解は選択肢ウとなります。
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