【過去問解説(情報システム)】R4 第20問 デジタル署名

今日は、情報システムのR4 第20問について解説します。

 情報システム R4 第20問

デジタル署名に関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。

a 送信者のなりすましを防ぎ、本人が送信したメッセージであることを証明できる。
b 送信されたメッセージが改変(改ざん)されていないことを検知できる。
c 送信されたメッセージが傍受(盗聴)されていないことを証明できる。
d 送信者はメッセージのダイジェストを公開鍵で暗号化し、受信者は秘密鍵で復号する。
e 電子証明書は、秘密鍵の所有者を証明するものである。

〔解答群〕
ア aとb
イ aとe
ウ bとc
エ cとd
オ dとe

解説

デジタル署名に関する問題です。
デジタル署名については、まとめシートで以下の通り解説しています。

 

それでは選択肢をみていきましょう。

:その通りです。デジタル署名により、改ざんの有無や送信者が間違いなく本⼈かどうかをチェックすることができます。
よって、この選択肢は〇です。

:その通りです。デジタル署名により、改ざんの有無や送信者が間違いなく本⼈かどうかをチェックすることができます。
よって、この選択肢は〇です。

:誤りです。デジタル署名は改ざんをチェックするものですので、送信されたメッセージの傍受(盗聴)を防止することができず、またその証明もできません。
よって、この選択肢は×です。

:誤りです。デジタル署名は、送信者は送信者自身の秘密鍵で暗号化します。
よって、この選択肢は×です。

:誤りです。電子証明書は、改ざんの有無をチェックするものであり、秘密鍵の所有者を証明するものではありません。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正しい組み合わせはaとbですので
正解は選択肢アとなります。

 

 

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