【過去問解説(運営管理)】R5 第36問 JANシンボル

今日は、運営管理 R5 第36問について解説します。

 運営管理 R5 第36問

JAN シンボルに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア JAN シンボルとは、日本独自の呼び方であり、国際的には EAN シンボルと呼ばれている。
イ JAN シンボルのマーキングの際には、左右における余白の大きさに、定められた決まりはない。
ウ 赤色の照射光を使用するバーコードスキャナーでは、黒色よりも赤色でマーキングされた JAN シンボルの方が、読み取りエラーが少ない。
エ トランケーションとは JAN シンボルのバーの高さを削ることをいい、JIS で定められている規格であり、海外に輸出する商品でも用いることができる。
オ 汎用プリンターでマーキングした JAN シンボルは、バーコードスキャナーで読み取ることができない。

解説

JANシンボルに関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

それでは選択肢をみていきましょう。

選択肢ア:その通りです。JAN コード(Japan Article Number)は、⽇本独⾃の呼び⽅で、国際的にはEAN コード(European Article Number)と呼ばれる国際的な共通コードのことです。
よって、この選択肢は〇です。

本問は、選択肢アを知っていればすぐに答えに辿り着けますし、他の選択肢がマニアックで知らない言葉が多いため消去法ではなく一発で選ぶ方法をとる方が良いでしょう。

念の為に、選択肢イ以下も解説していきます。

選択肢イ:誤りです。知らない方は悩むかもしれませんが、まとめシートで解説している「バーコードとは、数字や⽂字、記号などをスキャナで簡単に読み取れるよう太さの違う線によって表したもので、数字や⽂字、記号などのコードとそれを太さの違う線で表したバーコードシンボルからなる」というのをヒントにこの選択肢は誤りではないか?と推測できれば良いかと思います。
よって、この選択肢は×です。

選択肢ウ:誤りです。知らない方は悩むかもしれませんが、こちらも赤色の光を照射するので、黒の方が読み取りやすいのでは?と推測できます。
よって、この選択肢は×です。

選択肢エ:誤りです。トランケーションとは、JANコードバーの高さを削ることをいいますが、海外に輸出する商品には用いることができません。
よって、この選択肢は×です。

選択肢オ:誤りです。汎用プリンターでマーキングした JAN シンボルでも、バーコードスキャナーで読み取ることはできます。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢アとなります。

 

 

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