【過去問解説(運営管理)】R4 第14問 流動数分析

今日は運営管理のR4第14問について解説します。

R4 運営管理 第14問

ある倉庫では、ある製品の入出庫管理が先入先出法で行われている。その製品の在庫状況を把握するために行った流動数分析の結果を下図に示す。この図から読み取ることができる記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
ア Aが示す区間の値は、時点aにおける在庫量が倉庫に補充されるまでの期間である。
イ Aが示す区間の値は、時点aに入庫した製品の倉庫における滞留期間である。
ウ Bが示す区間の値は、時点bにおいて製品が倉庫に補充された量である。
エ Bが示す区間の値は、時点bにおける製品が倉庫から出荷された量である。
オ インプット累積線とアウトプット累積線における水平方向の間隔が広いほど、倉庫内の在庫が多い。

解説

流動数分析に関する問題です。流動数分析は、工程の進捗管理に用いる手法で、インプットの累積数とアウトプットの累積数を折れ線グラフで表します。累積線の水平方向の差が滞留時間、垂直方向の差が在庫量になります。
それでは早速、各選択肢を見ていきましょう。

選択肢ア:Aが示す区間の値は、時点aに入庫された製品が倉庫から出荷されるまでの滞留期間を表します。
よって、この選択肢は×です。

選択肢イ:Aが示す区間の値は、時点aに入庫された製品が倉庫から出荷されるまでの滞留期間を表します。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢ウ:Bが示す区間の値は、時点bにおける倉庫内の在庫量を表します。製品が倉庫に補充された量ではありません。
よって、この選択肢は×です。

選択肢エ:Bが示す区間の値は、時点bにおける倉庫内の在庫量を表します。製品が倉庫から出荷された量ではありません。
よって、この選択肢は×です。

選択肢オ:倉庫内の在庫は、インプット累積線とアウトプット累積線の垂直方向の間隔が広いほど多くなります。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢イとなります。

 

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