今日は、運営管理 H27 第6問について解説します。
VE には、現場の基本的な VE 活動手順と7つの VE 質問を組み合わせて、その問いにひとつずつ答えていく方法がある。
VE 活動手順と VE 質問の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
ア 改善案の作成 ー 他に同じ働きをするものはないか。
イ 機能の定義 ー それは何か。
ウ 機能の評価 ー それは必要な機能を果たすか。
エ 対象の選定 ー それは何をするためのものか。
解説
VE(Value Engineering)に関する問題です。
まとめシートで以下の通り解説しています。
それでは選択肢をみていきましょう。
選択肢ア:その通りです。詳細ステップ「改善案の作成」は上記まとめシートでは「アイディア発想」としており、VE質問「他に同じ働きをするものはないか」が対応します。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢イ:誤りです。詳細ステップ「機能の定義」にはVE質問「その働きは何か」が対応します。
よって、この選択肢は×です。
選択肢ウ:誤りです。詳細ステップ「機能の評価」にはVE質問「その価値はどうか」が対応します。
よって、この選択肢は×です。
選択肢エ:誤りです。詳細ステップ「対象の選定」にはVE質問「その価値はどうか」が対応します。
よって、この選択肢は×です。
以上から、正解は選択肢アとなります。
なお、本問のようなVE は実施手順の詳細ステップやVE 質問まで覚えようとすると、覚えることが多く大変ですので、まずはまとめシートで解説の基本のVE の式と「F(機能)を下げることはない」ということを覚え、それ以外の部分は余力に応じて覚えていく、という対策を取っていくと良いでしょう。
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