今日は、運営管理のH27 第43問(2)について解説します。
「食品トレーサビリティシステム導入の手引き(第2版)」食品トレーサビリティガイドラインに記載されている内容に関して、以下の設問に答えよ。
(設問2)
トレーサビリティシステムにおいて製品に添付して送られる情報の表現様式や情報伝達媒体として、バーコード、 二次元コード、電子タグ(IC タグ)を利用して情報伝達を行う場合を比較した記述として、最も適切なものはどれか。
ア 作成コストは、電子タグが最も安価である。
イ 情報記録容量は、バーコードが最も大きい。
ウ データの再書き込みは、電子タグを利用した場合のみ可能である。
エ 透過読み取りは、どの方法を利用しても可能である。
オ 複製を作成する場合、 二次元コードが最も困難である。
解説
販売情報システムに関する問題です。
電子タグについては、まとめシートで以下の通り解説しています。
それでは選択肢をみていきましょう。
選択肢ア:誤りです。上の解説で、ICタグは「小さくて軽くて安い」と書いていますが、二次元コードなどは、ネットなどで無料で作成できますし、普通のプリンターなどで印刷するだけなので、ICタグよりもさらに安価で作成可能です。
よって、この選択肢は×です。
選択肢イ:誤りです。3つの中で容量が最も大きいのはICタグです。
よって、この選択肢は×です。
選択肢ウ:その通りです。上のまとめシートでも解説している通り、ICタグのみ情報の書き換えや追記が可能です。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢エ:誤りです。透過読み取り(非接触のことを指していると思われます)が可能なのはICタグのみです。
よって、この選択肢は×です。
選択肢オ:誤りです。選択肢イで解説の通り、二次元コードは作成自体は無料でも可能です。最も高価なのはICタグです。
よって、この選択肢は×です。
以上から、正解は選択肢ウとなります。
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