今回の過去問解説は第6問のPERTについてです。
PERTの問題は落ち着いて考えれば処理はできると思いますが、比較的時間がかかるため、まずは他のわかる問題を先に解いてから処理するなど、タイムマネジメント上は注意が必要です。
H30 運営管理 第6問
下表に示される作業A~Fで構成されるプロジェクトについて、PERTを用いて日程管理をすることに関する記述とし、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
[解答群]
ア このプロジェクトのアローダイアグラムを作成するためには、ダミーが2本必要である。
イ このプロジェクトの所要日数は8日である。
ウ このプロジェクトの所要日数を1日縮めるためには、作業Fを1日短縮すればよい。
エ 作業Eを最も早く始められるのは6日後である。
この問題を解くためには、まずは実際にPERTの図を書くことが必要となります。
①まず、先行作業→作業に矢印を引き、それを並べて一覧にします。
②いきなりアローダイヤグラムにするのが難しいものは、一覧にしたもののつながりを整理して並べます。
③それを元にアローダイヤグラムを描きます。
さて、ここで書いたアローダイヤグラムと選択肢を比較してみましょう。
まず、選択肢アは、ダミーが1本なので×です。
選択肢イは、所要日数は9日なので×です。
選択肢ウは、Fはクリティカルパス上にないので×です。
選択肢エは、作業Eを最も早く始められるのは6日後なので○です。
以上から、正解は選択肢エとなります。
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