【過去問解説(財務・会計)】R1 第1問 原価

今日は財務会計のR1第1問について解説します。

 

R1 財務・会計 第1問
8月の商品Aの取引は以下のとおりであった。 8月の商品売買益として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、先入先出法を採用しているものとする。

〔解答群〕
ア  4,500 円
イ 10,500 円
ウ 18,500 円
エ 24,500 円

解説

それでは早速問題を解いていきましょう。
商品売買益は
売上高-売上原価
で求めることができます。

売上高は、8月16日に600円で80個売れましたが、8月19日にそのうちの10個が売上戻りで返品されてきましたので、
600×(80-10)=42,000
と計算することができます。

また、売上原価は、先入先出法を採用しているということですので、古いものから70個分の仕入価格となります。
すると、前月繰越分20個(単価300円)と8月2日仕入分50個(単価350円)の仕入価格の合計となりますので、
20×300+50×350=23,500

以上から商品売買益は
42,000-23,500=18,500

となり、正解は選択肢ウの18,500円となります。

 

 

2次試験対策もまとめシートで

「まとめシート」流!2次試験対策シリーズ

Amazon Kindleで好評発売中!

 

 

—–

2件のフィードバック

  1. お世話になっております。

    >以上から売上原価は
    >42,000-23,500=18,500

    >となり、正解は選択肢ウの18,500円となります。

    売上原価ではなく、商品売買益です。

    宜しくお願いします。

    1. 誤記がありまして申し訳ありません。
      記事を修正させていただきました。
      ご指摘ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


プロフィール

中小企業診断士一次試験テキスト「一目でわかる!覚えてしまう!中小企業診断士一次試験 一発合格まとめシート」著者によるブログです。
「まとめシート」の知識を使った過去問解説や、「まとめシート」に関する情報を発信していきます。

◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ