【過去問解説(経営情報システム)】R4 第12問

今日は、経営情報システムの R4 第12問について解説します。

経営情報システム  R4  第12問

企業は環境変化に対応するために、コンピュータシステムの処理能力を弾力的に増減させたり、より処理能力の高いシステムに移行させたりする必要がある。
以下の記述のうち、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。

a システムを構成するサーバの台数を増やすことでシステム全体の処理能力を高めることを、スケールアウトという。

b システムを構成するサーバを高性能なものに取り替えることでシステム全体の処理能力を高めることを、スケールアップという。

c 既存のハードウェアやソフトウェアを同等のシステム基盤へと移すことを、リファクタリングという。

d パッケージソフトウェアを新しいバージョンに移行する時などに行われ、データやファイルを別の形式に変換することを、リフト&シフトという。

e 情報システムをクラウドに移行する手法の1つで、既存のシステムをそのままクラウドに移し、漸進的にクラウド環境に最適化していく方法を、コンバージョンという。

〔解答群〕
ア aとb
イ aとe
ウ bとc
エ cとd
オ dとe

解説

システム移行に関する問題です。
スケールアウト/スケールアップの特徴については、まとめシートで以下の通り解説しています。

それでは選択肢をみていきましょう。

選択肢a:その通りです。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢b:その通りです。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢c:誤りです。本選択肢はマイグレーションの説明です。リファクタリングとは、外部から見た時の挙動は変えずに、プログラムの内部構造を整理することです。
よって、この選択肢は×です。

選択肢d:誤りです。本選択肢はコンバージョンの説明です。リフト&シフトとは、オンプレミスの構成のままクラウドにシステムを移行するという方式のことです
よって、この選択肢は×です。

選択肢e:誤りです。本選択肢はリフト&シフトの説明です。コンバージョンとは、パッケージソフトウェアを新しいバージョンに移行する時などに行われ、データやファイルを別の形式に変換することです
よって、この選択肢は×です。

以上から、選択肢a、bが正しいため、正解は選択肢アとなります。

 

 

◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ

2次試験対策もまとめシートで!

2023年度合格目標
\夏から勉強スタート応援キャンペーン開催中!/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


プロフィール

中小企業診断士一次試験テキスト「一目でわかる!覚えてしまう!中小企業診断士一次試験 一発合格まとめシート」著者によるブログです。
「まとめシート」の知識を使った過去問解説や、「まとめシート」に関する情報を発信していきます。

◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ