【過去問解説(情報システム)】H30 第3問 文字コード

今日は、情報システム H30 第3問 について解説します。

 情報システム H30 第3問

文字情報を電子化する際の文字コードには、いくつかの種類がある。文字コードの特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア ASCII コードは、アルファベット、数字、特殊文字、制御文字および漢字から構成される文字コードである。
イ EUC は、UNIX OS のために開発されたが、その後拡張されて日本語などにも対応できるようになった文字コードである。
ウ Shift-JIS コードは、EUC を拡張して日本語にも利用できるようにした文字コードである。
エ UTF-8 は、 2 バイトの文字コードで、英数字と日本語だけではなく、世界の主要な言語で使われるほとんどの文字も表現できる。

解説

文字コードに関する問題です。
まとめシートで以下の通り解説しています。

それでは選択肢をみていきましょう。

選択肢ア:誤りです。ASCIIは、アルファベット、数字、特殊文字、制御文字には対応していますが、漢字には対応していません。
よって、この選択肢は×です。

選択肢イ:その通りです。EUC(Extended Unix Code)は、UNIX系OSで標準的に用いられる、日本語文字に対応した文字コードの規格です。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢ウ:誤りです。Shift JISはJISコードを拡張したものです。
よって、この選択肢は×です。

選択肢エ:誤りです。Unicodeは、UTF-8が1~6バイト、UTF-16が2または4バイト⽂字です。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢イとなります。

 

 

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