今日は、情報システム H29 第12問について解説します。
スマートフォンやタブレットなどは、ネットワークに接続して利用することを前提としている。
こうした端末のネットワーク利用に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア LTE とは、プラチナバンドを周波数帯域として使うモバイル通信規格を指す。
イ SIM フリー端末とは、SIM カードがなくても多様な通信ができる端末を指す。
ウ データローミングとは、端末利用者が、契約している移動体通信事業者と提携している他の移動体通信事業者の提供するサービスを利用できる機能を指す。
エ モバイルネットワークオペレータとは、ネットワーク接続に不慣れな利用者に対してサポートを行う事業者を指す。
解説
スマートフォンやタブレットなどのネットワーク利用に関する問題です。
まとめシートで以下の通り解説しています。
それでは選択肢をみていきましょう。
選択肢ア:誤りです。LTEはまとめシートで以下解説しているように、、携帯電話⽤として、3G 通信を⾼速化したものでLong TermEvolutionの略です。LTEの次の企画が4Gとなります。
ちなみに、本問はH29年の問題でしたが、その後5Gが登場し、6Gの実用化に向けた動きもでてきているため、試験の年に合った規格の特徴をお覚えておくと良いでしょう。
よって、この選択肢は×です。
選択肢イ:誤りです。SIMフリー端末とは、SIMロックがかかっていない状態で売られている端末のことをいいます。
よって、この選択肢は×です。
選択肢ウ:誤りです。データローミングとは、通信キャリアのサービスエリア外で、提携する現地キャリアの通信網を代わりに利用して通信する機能のことです、現在ではおもに海外渡航時に利用されます。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢エ:誤りです。携帯事業者は⾃社で通信網を持ち、通信サービスを提供しているか否かによって、MNOとMVNOに分けられます。
MNO(Mobile Network Operator)とは、移動体通信事業者という意味で、docomoやau、SoftBank、楽天のように⾃社で通信サービスを提供している事業者です。
よって、この選択肢は×です。
以上から、正解は選択肢ウとなります。
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